宮城県登米市・豊里コミュニティ推進協議会

豊里にあがらいん
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『豊里の世界遺産』第9号認定

有形文化遺産の部 ★★(星2つ)

笠松(庚申)

~樹齢推定1千年の銘木~

豊里町では2017年から町内にある名所旧跡・郷土料理・神事や祭りを『豊里の世界遺産』として認定・顕彰しています。今回、候補に推薦されたのは、豊里町の笑沢自然公園内にある赤松で「笠松」と呼ばれています。

 笠松は幹回り1.2m、周囲3.67m、樹高約10mで、樹齢は推定1000年。昭和30年ころまでは、枝が四方に張り地面まで垂れ下り、再び上に向くという「笠」のような形の松であったと言われていますが、その後、2度の台風により枝が折れてしまい、今の形になりました。公園では、眼下に登米地方や箟岳(ののだけ)山、涌谷町、石巻市桃生町などを見渡すことができ絶景です。

 「笠松」は豊里町時代の昭和52年(1977年)に町の天然記念物として指定を受け、市に引き継がれています。なお、市内の指定天然記念物は、現在60件(国指定4件、県指定2件、市指定54件)あります。

 

撮影:いずれも守屋博さん(新町)

今回、この笠松を『豊里の世界遺産』に認定することで、豊里を訪れる観光客やハイキングに来られる人が増えるといいですね。これからも素晴らしい豊里を伝えていきますので、皆さんからの推薦・情報をお待ちしています。

 


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