伝統の技術、お正月に向けて

二ツ屋地区では毎年１２月、市内外の神社や地域の皆さんのために、しめ縄づくりを行っています。

数はなんと１２種類、合計で３，０００本以上も作るそうです！

毎日１０人くらいが集まって、役割分担をして作業に打ち込みます。

流れは、　１・藁の皮を剥ぐ　２・藁を揃える　３・締める・編む　４・切りそろえる　５・飾りを付ける

細い藁を一本一本丁寧に扱う、とても繊細な作業です。

飾りを付ける釘もただ打ち込むだけではなく、取れてしまわないように工夫します。

長さや太さも計算されており、松葉や昆布など飾りも色々なものがあります。

１２月２２日は、完成したしめ縄の御祈祷をしました。

これからお正月に向けて、楽しみに待っている皆さんの手元に届けられていきます。

二ツ屋の皆さんはとても仲良しでチームワークもバッチリ。

見学もいつも優しく迎え入れてくれました。

手作りの美しく温かみのあるお飾りで、素敵なお正月が迎えられそうですね。

公民館にも飾らせていただきますので、ぜひ熟練の技を見にいらしてくださいね。