宮城県登米市・豊里コミュニティ推進協議会

豊里にあがらいん
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『豊里の世界遺産』第7号認定

今月の世界遺産は、これまでとはひと味違った洒落の効いた場所に決定しました。
豊里から登米(とよま)に向かう県道・小島豊里線、通称「針田坂」付近にある豊里・米山・登米の旧3町が接する地点です。ここを「町境三角地点」と名付け、道路を挟んでお住まいの豊里町と米山町の2軒の住民さんに集まっていただき、認定証をお渡ししました。登米町の隣家は坂道をかなり下った場所にあり、普段のお付き合いはないそうですが、豊里町庚申地区の秋山さんと米山町の久住さんは先祖代々続く仲良しご近所同士。お互いに同じ集落の方の家とはかなり離れていて、お付き合いするのは2町をまたいだ2軒だけだそうです。


この地点から一歩で隣町に行けるという利便性はあるものの、近くにバス停やポスト、店もなく、車がないと徒歩ではどこにも行けません。お二人や子どもさんは昔は旧善王寺小学校に通っていたそうですが、今は豊里小中学校と米山東小学校に分かれてしまったそうです。それでも、昔から遊ぶのはお向かいどうし。何か困っていることはありますかとお聞きしたら、震災後は交通量が増え、大型トラックが通ると地響きが凄くて、道路を渡るのもおっかない。それよりも怖いのは野生の鹿やニホンカモシカが畑の作物を食い荒らすこと。大きな音の出る爆竹で追い払うこともあるそうですが、最近はクマや猿も出るそうで、秋山さんの自宅には大きなカモシカが侵入していたことも。2014年9月8日には仏間にいた鹿を市役所総合支所に連絡して追い払い、山に逃がしたこともあったそうです。


今回の認定には「何もしていなくて、ただ昔から住んでいるだけのことなのに申し訳ないこと」と驚かれていましたが、立派な賞状と額に恐縮しながらも喜んでいただけたようです。


「三歩で三つの町巡りができる」という珍しい観光スポットとして皆さんも足を運んでみてはいかがでしょう?但し、日中は交通量が多く、夜は街灯もなく真っ暗なので、車だけでなく動物にも注意しながら訪ねていただくよう、宜しくお願いします。

 

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