宮城県登米市・豊里コミュニティ推進協議会

豊里にあがらいん
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豊里の人間国宝及び世界遺産 第14号

豊里の人間国宝 第14号 皇室献上米の佐藤幸治さん(西二ツ屋行政区)

佐藤幸治さんは昭和32年生まれの60歳。

極上の良質米生産に打ち込む篤農家です。

早くから農協の稲作部会を立ち上げ、リーダーとして活動。折しも札幌の米穀業者から良質のササニシキの注文があり、厳選極上玄米を提供。これを契機として、多くの米穀業者との交流が始まり、その意見交換の中で「真の良質米」の重要性を痛感。

稲作部会では、統一した栽培マニュアルを策定し、良質米生産体制を確立。以後、豊里産米は県内でも上位成績の常連です。

佐藤さんは、更に上を目指し試行錯誤の連続。ついに、2009年に農林水産大臣賞に輝き、献上米生産の町第1号となりました。また、現在は市農業委員としても活躍中です。

 

『豊里の世界遺産』第14号は、究極の良質米・皇室献上米です。

毎年、皇室で行われる新嘗祭(にいなめさい)のために、全国から奉納されるお米を一般に「皇室献上米」と呼んでいます。

新嘗祭は、この一年の五穀豊穣に感謝する重要な宮中祭祀で、11月23日の勤労感謝の日(神嘗祭は10月17日)に行われます。

献上米は、特に宮城県では厳しい審査を経て選ばれるもので、良質米の極みであり、生産者にはこの上ない名誉です。

豊里では平成21年に佐藤幸治さん(西二ツ屋)、22年に佐々木金三さん(横町)、26年と29年には千葉利広さん(加々巻)が選ばれ、極上の宮城米『献上米の豊里』の名を一躍高らしめました。

 

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