宮城県登米市・豊里コミュニティ推進協議会

豊里にあがらいん
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『豊里の世界遺産』第5号決定

有形文化遺産の部 ★★(星2つ)
てらさわのかいてん焼き

豊里町では2017年から町内にある名所旧跡・郷土料理・神事や祭りを『豊里の世界遺産』として認定・顕彰しています。今回、候補に推薦されたのは豊里町の名物と言えばこれ!誰でも知ってる、子どもたちに人気の美味しいおやつ「てらさわのかいてん焼き」です。創業は昭和30年。今の子どもたちのお父さんやお母さん、おじいちゃん、おばあちゃんの時代から愛され続けて60年以上。伝統の味を守り続ける「かいてん焼き」を今回『豊里の世界遺産』有形文化財の部・★2つに認定します。


さて、本店の「てらさわ小進堂」さんは、パンや和洋菓子の専門店で、豊里町に住む住民さんなら知らない人はいない有名店ですが、昨年は、かいてん焼き部門のお店を移転しリニューアルオープン。お隣の石巻市内にも新店舗を開店されています。そんな「てらさわ」さんの前身は初代店主、37年前に亡くなった故寺澤一老さんが始めた「回転焼き屋」さん。「回転焼」とは地域によっては「今川焼」とか「大判焼」とか呼ばれていますが、ここの特徴はその大きさ。一般的なものよりもかなり小さめで、その分、子どもさんでもお小遣いで買えるように安いんです。中の餡(あん)は勿論自家製の「小豆」と「クリーム」。小麦粉も県内産を使用し、原材料にこだわった安全・安心な「かいてん焼き」を提供しています。そして注目の価格は、今の時代に何と1個50円!皆さん10個20個と、まとめ買いしていかれます。餡も皮も自家製という「かいてん焼き」あっさりした程よい甘さで最高です。社長の寺澤一さん(61歳)によると父親の一老さんが始めた頃はリヤカーに焼き台を乗せた回転焼き屋さんだったそうで、味は当時から変わらず、今でも懐かしい味にファンが虜(とりこ)になっています。「何個でもぺろりといける」と話す常連客も多く、後発のチョコ味(60円)も人気で、石巻店の寺澤和土店長は「小学生から高校生はカスタード、年齢層が高くなるにつれ、あんを選ぶ傾向となっている」と話しています。これまでは気温が上がる夏場は「かいてん焼き」部門を休業し、9月から翌年5月までの営業でしたが、新店舗になってからは、定休日なしで年中営業。夏場限定で売り出した、あんとカスタードにホイップクリームを加えた「冷たいかいてん焼き」1個70円(チョコは80円)も人気商品です。

OH!バンデス(ミヤギテレビ)髙橋佳生の「いつかきた道ぶ~らぶら」2010年12月20日放送でも
取り上げられました。 http://www.mmt-tv.co.jp/bandesu/teiban/burabura/101220.html

「てらさわ小進堂」 登米市豊里町東待井下2-5 TEL0225-76-2582
人気の定番「松風」のほかにも和菓子から洋菓子、蒸しパン、総菜パンなどざっと200種類の美味しい商品が棚いっぱいに並んで売られています。
「かいてん焼きのてらさわ」 登米市豊里町東待井下19-3 TEL0225-76-4915
本店舗から北へ200m、薬王堂・豊里保育園前交差点の南西で営業中

https://www.facebook.com/toyosatokominkan/

公民館facebookで詳しくレポートしていますので併せてお読みください。

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