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『豊里の人間国宝』第9号認定
よさこいチーム「華幻」のリーダー
鎌田和敏さん(東二ツ屋地区出身・涌谷町在住)
今回紹介する『豊里の人間国宝』は、よさこいチーム「華幻」や「豊里風太鼓」のリーダー・指導者として活躍する鎌田和敏さん(36歳)。
鎌田さんは豊里町東二ツ屋地区出身で、現在は結婚し涌谷町にお住まいですが、登米市社会福祉協議会本部に勤務する傍ら、登米市青年団連絡協議会発足時から理事・会長を歴任するなど多忙な毎日を送っています。
中学校2年生からジュニアリーダーサークル「赤い鳥」に所属し、高校では会長に選ばれるなど、リーダーとしての素養は学生時代から培われてきたようです。高校卒業後は保育士の夢を追いかけ、岩手県一関市麻生東北短期大学(現修紅短期大学)に入学。卒業後、豊里町立(現登米市立)豊里保育園に入職。平成16年12月から現職となったそうです。その間、平成15年から始めたYOSAKOIを皮切りに、平成17年からは和太鼓と活躍の場を広げ、それぞれの団体を率いる若きリーダーとして、宮城県だけでなく東北各地で開催されるイベントや大会、お祭りに出向き、仲間と共に豊里町のPRに努めておられます。
地元の福祉施設等への慰問も年間を通じて数多く、町内には鎌田さんや華幻・豊里風太鼓のファンがたくさんおられます。特におばあちゃんたちの人気は高く、演舞中には「かまちゃーん」の黄色い声援が飛び交います。青年会での活動も、今は開催されていませんが、駅伝大会に選手として参加したり、コーヒー等の提供、出店も経験。町内のゴミ拾い活動も継続中で、鎌田さんのボランティア精神は、後に続く後輩に引き継がれています。
豊里コミュニティ推進協議会では、昨年度から夏祭りを企画しスタートさせましたが、今年も鎌田さんの率いるチームが出場し、よさこいや和太鼓の演奏を披露。会場を盛り上げてくださいました。結婚を機に仕事、アフターファイブの活動に加え、更に家庭も充実。涌谷町に居を移しても、益々パワーアップした姿を豊里町でも見せてくれそうですね。期待しています。