豊里の歴史・文化
『豊里の世界遺産』第16号
災害防止にも威力を発揮
番江排水機場
豊里耕土の排水は、旧北上川に排水する鴇波地区等を除き、ほぼ全域を番江排水機場が担っています。
排水本線となる迫川は、近年流域の開発によって水位が上昇、排水量も多くなり、長期の降雨時には水田のみならず農業施設等にも湛水被害が発生していました。
昭和62年、県営湛水防除事業に着手。番江排水機場と排水路改修が行われ、平成4年完了。機場の能力は、口径1,500㎜のポンプ2台と1,200㎜が1台で、毎秒12.4tの水を排除できます。
これにより、台風や長雨でも威力を発揮、災害防止にも大きく貢献しています。
番江排水機場内の様子です
公民館だより№60 4月号記事